マンスリーマンションの入居や退去は、通常の賃貸物件に比べるとサイクルが短いことが特徴です。
一方、ホテルと比較すると、コンシェルジュ対応が付いているとは限らないので、郵便物や荷物の受け取りは入居者自らが行わなくてはいけません。
マンスリーマンションでの郵便物や荷物の受領については、事前に知っておいた方がよいでしょう。
この記事では、頭に入れておきたい基礎知識をご説明します。
1. 引越し時の荷物
マンスリーマンションには、家具や家電があらかじめ備え付けられていることが多いため、引越し業者に頼まずに、宅急便などで手荷物を送ったりすることが多いです。
マンスリーマンションの場合、入居日の前日や直前まで、前の居住者が使っていることも多いですので、手荷物の時間指定には注意が必要です。
確実に自分で受け取れるように、入居してから届くように「日付時間指定」をして荷物を送りましょう。すぐに使う手荷物は、引越の際にハンドキャリーで持参したほうが無難ですね。
2. ネットショッピングを利用する人は、宅配ボックスの有無をチェック
新しいマンションだと宅配ボックスの準備がある物件が多いですが、古い物件をリノベーションしたような場合だと、そもそも宅配ボックスの準備がない場合があります。
Amazonなどネットショッピングが多い人は、宅配ボックスがついている物件を指定して選びたいですね。みかん箱程度の大きさの宅配ボックスがついていると、非常に使い勝手がよいです。
宅配ボックスがついいていない場合は、近くのコンビニなどを受取り場所に指定して受取ることも可能です。
3. 転送届けを忘れずに
引越をしたときに、前の住所から新住所に転送届けをかけておけば、一定期間は郵便物を転送してもらえます。
マンスリーマンションの場合、滞在期間が短いので転送届けをさぼってしまうこともあるかもしれませんが、迷子の郵便物が発生しないように忘れずに届け出をしておきましょう。
e転居というインターネット上の転居届けサービスを利用すれば、比較的簡単に転送届けをすることができます。
4. 前入居者宛の郵便物を受取ってしまったら?
自分宛ではない荷物や郵便物を受取ってしまったらどうしたらよいでしょうか?
通信の秘密といって、他人宛の郵便物等の内容は勝手にみてはいけないため、マンスリーマンションの管理会社に、外装ごと渡してしまいましょう。
頻繁に届くようであれば、管理会社経由で、前の住人に転居届けを出してもらうように連絡をとってもらいましょう。
5. 最後に
いかがでしたでしょうか。
マンスリーマンションは非常に利便性が高いですが、入れ替わりが激しい分、郵便物や荷物の取扱いには少し注意が必要ですね。