最近では、宿泊の手段としてマンスリーマンションを検討される方も増えてきました。
この記事では、どういったときにマンスリーマンションを選んだらいいのか、マンスリーの特徴をふまえてご紹介します。
◎マンスリーマンションの特性
マンスリーマンションには家具家電が揃っているので、大きな荷物の引っ越しをする必要がなく、着いたその日からすぐに生活できるという利点があります。
また、一般的な賃貸物件を借りると敷金礼金がかかることが多いですが、マンスリーマンションではかかりません。
ただし、賃料はあらかじめ支払う必要があります。
この時の賃料は、賃貸物件の家賃と比べて少し高く感じられることもあるかもしれませんが、これは光熱費や通信費がコミコミとなっているからです。賃貸物件では家賃以外に電気・水道・ガスなどを別々に払う必要がありますが、マンスリーマンションの賃料にはこれらが全て含まれています。賃貸物件に比べて初期費用がかからない分、最初の半年から1年以内の場合はマンスリーマンションの方がぐっと費用を抑えられます。
◎マンスリーマンションの用途
・研修や出張などのビジネスシーンで
「来週から別の県へ研修・出張が決まった…」ビジネスシーンでは起こりえることです。会社が用意してくれない場合、自分で探す必要があります。初めから短期間の滞在と決まっているならマンスリーマンションを探すのがおすすめです。
・引っ越しが決まるまで、リフォーム中の仮住まいとして
自宅に家具家電や荷物がたくさんある場合、比較的身軽な状態で住むことのできるマンスリーマンションが便利です。
その他、受験や旅行など、様々なシーンでご利用いただけます。
◎マンスリーマンションで気をつける事
・住民票は移せない
マンスリーマンションはあくまで短期間での滞在を目的としているため、基本的に住民票を移すことができません。そこの住民ではないということで、自治体の公的サービスを受けることができない可能性があります。
・隣人が外国人の場合もある
安く借りられる物件が多いため、隣人に外国の方が利用している場合もあります。ゴミの出し方などは文化によっても変わります。防音対策が万全ではないため、夜中に騒いだりされるとストレスを感じるケースもあります。ただし、近隣トラブルは賃貸住宅においても起こりうることです。隣人にも気を配りながらお互いが気持ちよく生活できるよう心がけましょう。あまりにもひどい場合は管理会社に相談してくださいね。
◎まとめ
マンスリーマンションの利点は身軽にすぐ入居できること。また、光熱費などもコミコミの賃料なのでお財布に優しいというのも嬉しいポイントです。
ただし、期間が1年以上になる場合は賃貸物件を探すほうが安くなる場合もあるので、用途に合わせてマンスリーマンションと賃貸物件を使い分けましょう。賃料が気になる方は、入居期間で賃料を計算できる簡易ツールもありますのでぜひご活用ください。※あくまでも概算ですので、金額を見て頂き最終的な金額確定は担当までご相談下さいませ。