マンスリーマンションは、一般的な賃貸住宅を契約するときに、身元保証人や預かり金などの手続きが不要です。手軽に生活を始められる代わりに、事前に生活する人の身分証明書の提出を求める場合も多いです。契約料金も、部屋の賃料やホテルなどの宿泊料に比べて、割安なのも魅力ですね。
そんなマンスリーマンションですが、入居後に来客時があった場合はどうしたらいいのでしょうか?
今回は、マンスリーマンションで知っておきたい来客時の対応についてご紹介します。
1. マンスリーマンションでの来客時の対応とは
いざマンスリーマンションで生活を始めると、「知人を部屋に呼んでも良いか」という点も気になってくるのはないでしょうか。実際の所、生活を始める時に身分証明書等を提示していることが多いため、登録以外の方が、お部屋への立ち入りをするのは望ましくありません。契約する会社によっては、契約書や利用規約等により、契約者(生活する人)以外は部屋への立ち入りを禁止している場合もあります。そういった場合でも、事前に相談したり、許可を取得したりすれば、来客を認める場合もあります。対応方法は契約する会社ごとに異なりますので、来客を予定している場合には、受入れが可能かを確認しておくと安心ですね。
2. 来客時に注意する点
来客の許可が必要な場合は、許可をとる際に、部屋に滞在できる時間帯もあわせて確認しておくと安心です。宿泊までしても良いのか、日中だけの訪問なら良いのかといった具合に、契約する会社に確認を取りましょう。日中、数時間だけの滞在となる場合には、書面等の提出だけで認められることが多いですが、宿泊を伴う場合には宿泊費がかかる可能性もあります。さらに、シングル仕様の部屋である場合には余分な寝具がついていませんので、事前にレンタル寝具も申し込んでおくと良いかもしれませんね。また、来客時には話し声や生活音が大きくなりがちですので、周囲への配慮も忘れないようにしましょう。
3. まとめ
マンスリーマンションは本来、好きな時に好きな人数を自由に招待できる、という環境ではありません。契約書の内容や、契約する会社の意向に沿う必要があります。来客の招待が認められるようでしたら、大人数での滞在は避けて、大きな声で騒がないなど、管理会社の意向に沿った振る舞いをすることも忘れないようにしましょう。会社によって規定は様々ですが、常識の範囲内で節度を守りながら、快適にマンスリーマンション生活を楽しんでいただければ幸いです。